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あいつがいない

作品

あいつが消えた。

長年一緒だったあいつが消えた。

いつも一緒だったのに、わずか数分であいつが消えた。

 

 

あいつが消えた。

気がかりだったあいつが消えた。

いつも気がかりだったのに、気が抜けたようにあいつが抜けた。

 

 

あいつが消えた。

不必要だったあいつが消えた。

痛みが最後の思い出だった。

 

 

蛇がくる夜

思ったこと

初めて口笛が吹けた頃、何度も口笛を吹いた。嬉しさと、また吹けなくなる不安があったから。

 

夜に口笛を吹くと、母は僕にウルサイと叱った。そして「夜に口笛を吹くと蛇がやってくる」と言った。僕は怖くなって、夜の口笛を控えるようになった。

 

それでも時々、つい口笛を吹いてしまった。その度に「蛇って、今どこまで近づいてるんやろう?」と思っていた。

 

やがて口笛を吹くことは無くなった。吹ける嬉しさも、そして吹けなくなる不安も無くなったから。

 

久しぶりに今夜、口笛を吹いてみた。細く弱い高音が部屋に虚しく響く。夜の口笛はなんて寂しく、そして不安なのだろう。

 

大人の僕は、あの日の母と同じく、蛇の話が迷信である事はもう知っている。

それでも、今もなお近づいてくる気がした。

 

今夜、あの蛇はどこにいるのだろう。

 

 

苦戦が続く百貨店

思ったこと

もう結構前からの話だけど、やっぱり百貨店が苦戦している。

 

news.livedoor.com

 

そもそも百貨店の役割とは何なのだろうか?

 

元々は文字通り「多くの品物を扱うお店」だったと思う。でも、このニュースのようにネットショップがその役割を奪っている。

 

百貨店に行かなければ得ることが出来ないモノが、今と昔では大きく違う。特に地方の百貨店では売り場に高級感もなく、「百貨店で良い物を買う」という需要も満たされない。そりゃ苦戦して当然なんですよ。

 

 

では、今の時代の百貨店の役割とは何なのだろうか?

 

僕はやはり「実体験」だと思う。一番わかりやすい例が「北海道グルメ」じゃないかな。あの空気というのはやはりネットショップでは味わえない。実際に行くからこそ「音」「香り」「にぎわい」を肌で感じることが出来る。

 

 

だから結論としては「催事場」の面積を大きくとり、実体験できる催しを増やすべきだと思う。グルメの他にもワークショップなんかも良いよね。色んな世代であり、男女、そして色んな趣味の方が興味を持つイベントが常にあるのが良いと思っています。

モノの百貨ではなく、体感の百貨が今の役割であるべきだ。

 

あと、これはちょっと個人的な希望かもしれないけれど、老若男女、家族全員が楽しめる食堂はあるべきだと思っている。お子様ランチ最高!!

 

ポジティブとネガティブ

思ったこと

先日、ツイッターのトレンドに「#」ってのがあったので、それについてちょっとツイートした。

 

 

 

 

これについて少し書こうと思う。※最初のツイートは冗談です。後のツイートだけ貼ると「ヴ」をツッコまれそうなんで。。。

 

 

ポジティブであることはとても良い事だと思うけど、「ポジティブすぎると遠回りをする」と思っています。

例えば、人気のない飲食店の店主がポジティブすぎる場合、

 

「大丈夫、いつかきっと人気がでるさ」、「明日はきっと今日よりお客さんがくるさ」「うちの料理は美味しいから絶対大丈夫」

 

といったことを思ってしまいます。

結果、改善がなされずお客さんの数も変わりません。もちろん継続することで増えるという要素もありますけど。

 

 

「大丈夫かな?」「変えた方が良いかな?」

という不安があるからこそ、自分を客観的に見ることが出来ると思っています。

 

 

ポジティブはパワー

ネガティブはテクニック

 

 

不安は冷静に考えるチャンスなのです。

 

 

ちなみに「ポジティブすぎる人」の事を、僕は ポジティブノイローゼ と呼んでいます。啓発本や啓発セミナーを受けすぎた人にありがちな、意識の高い病気です。

正式名称は 啓発依存症ポジティブノイローゼ症候群 です。

 

 

 

 

写真をみて一言

お題「写真をみて一言」

 

 

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友人が出版した著書に書いてる「駄目な男の例」がめっちゃ当てはまる。

 

好きなお笑いはやっぱり・・・

好き

お題「好きなお笑い」

 

 

圧倒的にダウンタウンだなぁ。

これまたR35には当たり前すぎる事なのかな。でも昔から今まで、そしてこれからも変わらないと思う。

 

 

好きなネタとかコントとかトークは色々あるんだけど、一番好きなのは「2014」だな。

まああくまでも僕の個人的にですけど100点、完璧に近い。


ごっつええ感じ 【2014 ①】

 

 

人気が落ちたとか、もう終わりみたいな事を何度も言われたりしてるけど、まだまだトップランナーであり続けると思ってる。

 

 

あと、好きなトークも貼っておきます。

 


台風直撃

 

 

卒業

思ったこと

今週のお題「卒業」

 

卒業に対する思い出ってあんまりない。たぶん昔から人間関係が希薄だったからだろうな。

だから卒業という言葉を聞くと、どうしても 歌 が思い浮かぶ。たくさんの卒業に関する歌があるけれど、僕の場合は松任谷由実荒井由美)さんの 卒業写真 だ。

 

 

といっても、悲しい時に開く皮の表紙を僕は持っていない。当然、やさしい目をしたあの人もそこにはいない。

ただ、人ごみに流されて、確実に変わってしまった僕がいる。

 

 

人間って、変わったことを中々気づかないと思う。毎日ちょっとずつどっかへ向かってて、ふと振り返った時に 「思えば遠くへきたもんだ」 って気づくんじゃないかな。

振り返った時の景色が綺麗だといいんだけどね。そうとも限らない。

 

 

卒業に対する思い出がない僕でも、母校が職場の近くなんで、卒業式を見た日にはやっぱり卒業式を思い出す。

あの日から、いつの間にか20年が経った。心も体もずいぶんと変わった。

だけど、あの日の僕と同じ道を、たくさんの後輩と一緒に歩いて通ってる。

 

 

あの頃の生き方も、今はもう覚えていない。

だけど、今の生き方の方が良いと、そう思えるように生きている。

 

 


荒井由実 Yumi Arai 卒業写真

 

 

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