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欠けた月

踏切をこえたら、左に曲がって30mくらい。その子の住むマンションは、そこにあった。 僕の住むマンションからは、歩いて9分半。踏切に引っかかると、もう少しかかる。 だけど、僕がその踏切をこえる時間は、引っかかることは殆どなかった。 その子は一つ年下…

野いちごがゆれるように

久しぶりに、いつもと違う道を通ったら、思い出の居酒屋がなくなっていた。 いつか、誰かと、何度も行った店。 もうすっかり忘れていた、いくつかの思い出を、 そして、懐かしい人を思い出した。 人は年をとりながら、色んなことを知っていく。 そして、古い…